きみはなぜ生きているのか?作者: 中島義道,谷内こうた,井筒啓之出版社/メーカー: 偕成社発売日: 2010/06/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 84回この商品を含むブログ (11件) を見る中島さんの新刊。１５歳の少年への手紙の形で、哲学することを語ると…

いのちの選択――今、考えたい脳死・臓器移植 (岩波ブックレット 782)作者: 小松美彦,市野川容孝,田中智彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/05/08メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 12人 クリック: 96回この商品を含むブログ (17件) を見る昨年の臓…

「一人前」でない者の人権―日本国憲法とマイノリティの哲学作者: 小畑清剛出版社/メーカー: 法律文化社発売日: 2010/05メディア: 単行本 クリック: 43回この商品を含むブログ (2件) を見る明治以降、「人権」の主体とされなかった者たちに法哲学と憲法学から…

【人と思考の軌跡】永山則夫---ある表現者の使命 (河出ブックス)作者: 細見和之出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/04/10メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 1人 クリック: 41回この商品を含むブログ (11件) を見る永山則夫の文学に焦点を当てた…

フェミニズムはだれのもの?―フリーターズフリー対談集作者: フリーターズフリー出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2010/04メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 199回この商品を含むブログ (11件) を見るフリーターズフリー対談集『フェミニズムはだれのもの…

多声性の環境倫理―サケが生まれ帰る流域の正統性のゆくえ作者: 福永真弓出版社/メーカー: ハーベスト社発売日: 2010/03/31メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (3件) を見る福永真弓による、米国カリフォルニア州マトール川の実地調査の成…

民間人保護の倫理 戦争における道徳の探求 (北海道大学大学院文学研究科研究叢書)作者: 眞嶋俊造出版社/メーカー: 北海道大学出版会発売日: 2010/04/12メディア: 単行本 クリック: 27回この商品を含むブログ (3件) を見る戦争の倫理学というジャンルは、非常…

閉塞感のある社会で生きたいように生きる作者: シューレ大学出版社/メーカー: 東京シューレ出版発売日: 2010/02/06メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 3人 クリック: 118回この商品を含むブログ (3件) を見るシューレ大学での試みを、当事者の学生たちが…

メタバイオエシックスの構築へ―生命倫理を問いなおす作者: 小松美彦,香川知晶出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2010/02/25メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 103回この商品を含むブログ (14件) を見る米国のバイオエシックス（生命倫理）を歴史…

傷を愛せるか作者: 宮地尚子出版社/メーカー: 大月書店発売日: 2010/01/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 57回この商品を含むブログ (12件) を見るけっこう意味深なタイトル。宮地さんの最新エッセイ集。ダイビングをしていてマウスピースを口から離し…

Pen ( ペン ) 2010年 2/15号 [雑誌]出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ発売日: 2010/02/01メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 52回この商品を含むブログ (8件) を見る雑誌ＰＥＮの最新号「世界でいちばん好きな場所」で、各界の「旅の達人」（笑）に…

環境倫理学作者: 鬼頭秀一,福永真弓出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2009/12/23メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 93回この商品を含むブログ (16件) を見る環境倫理学の決定版テキストが東大出版会より刊行されました。これはいまの日本の環境倫…

逝かない身体―ALS的日常を生きる (シリーズ ケアをひらく)作者: 川口 有美子出版社/メーカー: 医学書院発売日: 2009/12/01メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 373回この商品を含むブログ (40件) を見るＡＬＳ（筋萎縮性側索硬化症）になった母親を、その…

ご存じの方はご存じだと思いますが、いまうちの大学がいろいろ大変なことになっておりまして、その渦中にいるのでブログ更新などもまったくできないあわただしさです。そのなか、こういう本をもらいました。東大に入る名前―名前と生年月日から、あなたのすべ…

Bioethics誌最新号に、Kristin Zeilerという人が、米国ニュージャージー州法と、日本の旧・臓器移植法を取り上げて、この二つに見られる「死の多元主義（脳死とともに心臓死も認める）」を肯定的に評価する論文を発表している。こういう内容が掲載されたこと…

アウシュヴィッツ以後の神 (叢書・ウニベルシタス)作者: ハンスヨーナス,Hans Jonas,品川哲彦出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2009/09/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (11件) を見るヨーナスの３本の論文をまとめ…

最後の恋は草食系男子が持ってくる！ Amazon.co.jp ７月２３日に、女性読者向けの「草食系男子」本を出しますました。前著の「草食系男子の恋愛学」を読んだ女性読者たちから、「草食系男子と恋愛するにはどうすればいいのかを解説した、女性向けの本を出し…

こういう本が出るようです。草食系ビジネスマンのためのストレスフリー仕事術作者: 奥田弘美出版社/メーカー: 草思社発売日: 2009/05/24メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (7件) を見るうわさの草食系男子作者: …

草食系男子に恋すれば作者: アルテイシア出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2009/05/20メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 7人 クリック: 95回この商品を含むブログ (13件) を見るメディアファクトリーから、このような本が出るようです。こ…

kinokopress.comから、新刊、石角容子『羅紗商とその活動の軌跡―近代都市大阪の社会・まち・ファッションにみる諸相』がＰＤＦで刊行されました。無料でダウンロードできます。 石角容子『羅紗商とその活動の軌跡―近代都市大阪の社会・まち・ファッションに…

捨てられるいのち、利用されるいのち―胎児組織の研究利用と生命倫理作者: 玉井真理子,平塚志保出版社/メーカー: 生活書院発売日: 2009/02メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る胎児組織の利用というのは、ずっと日陰のままに置か…

手の美術史作者: 森村泰昌出版社/メーカー: 二玄社発売日: 2009/03/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (17件) を見る森村さんが、ヨーロッパ絵画から、「手」を描いた部分を抜き出して画集にした本。絵画好きならきっと知っているであろ…

Women's Rights?: The Politics of Eugenic Abortion in Modern Japan (Publications Series Monographs)作者: Masae Kato出版社/メーカー: Amsterdam Univ Pr発売日: 2009/06/15メディア: ペーパーバック クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る加…

肉食系女子の恋愛学 彼女たちはいかに草食系男子を食いまくるのか作者: 桜木ピロコ出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2009/03/27メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 6人 クリック: 123回この商品を含むブログ (15件) を見るあはは、あははは。こりゃすご…

エコ・テロリズム―過激化する環境運動とアメリカの内なるテロ (新書y)作者: 浜野喬士出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2009/03/06メディア: 新書購入: 5人 クリック: 59回この商品を含むブログ (25件) を見る反捕鯨の活動を続けるシーシェパードに代表される…

人生に生きる価値はない作者: 中島義道出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/02/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 25回この商品を含むブログ (15件) を見る中島さんの最新刊。しかし中島さんもよく本を出しますね。中島節が炸裂していて、面白いです。…

３３個めの石―傷ついた現代のための哲学 Amazon.co.jp 33個めの石 傷ついた現代のための哲学 (角川文庫)作者: 森岡正博出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2016/12/22メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る追記（２０１６年）：角川文庫より文庫版…

フランスのマンガ（ＢＤというらしい）「パパ！お話しして！」という本が、翻訳された。子ども向けではあるが、大人が読んでも楽しい、というか大人向けの気がする。男の子と女の子が、毎日寝る前にパパにお話をせがむというシチュエーションで、各回が続い…

グローバル・エシックスを考える作者: 寺田俊郎・舟場保之ほか,寺田俊郎,舟場保之出版社/メーカー: 梓出版社発売日: 2008/10/20メディア: 単行本（ソフトカバー） クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る第１章「グローバル・エシックスへとは何か…

『フリーターズフリー』第２号が刊行された。私も一本書いているので（「「モテないという意識」を哲学する」）、雑誌を送っていただいた。雑誌全体をパラパラと読んでみたが、非常に力の入った内容である。この調子で継続されていけば、重要な場になりそう…