2009-01-01から1年間の記事一覧

逝かない身体 ALS的日常を生きる

逝かない身体―ALS的日常を生きる (シリーズ ケアをひらく)作者: 川口 有美子出版社/メーカー: 医学書院発売日: 2009/12/01メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 373回この商品を含むブログ (40件) を見るALS(筋萎縮性側索硬化症)になった母親を、その…

大阪府立大学、文系学部切り捨てへ

大阪府立大学が、橋下改革によって、文系学部を切り捨てるという結論を出しました。以下、朝日新聞大阪版より。 「日本一」の理系大学を大阪から、と 2009年12月04日 総合大学から「日本一」の理系大学へ転身するという府立大(堺市中区)の改革案が3日、奥…

雑記

ショスタコヴィッチのチェロ協奏曲を探していたのだが、ロストロヴィッチの弾くチェロソナタが圧倒的に面白かったので貼り付け。すごいエネルギーだなあ・・。

東大に入る名前?

ご存じの方はご存じだと思いますが、いまうちの大学がいろいろ大変なことになっておりまして、その渦中にいるのでブログ更新などもまったくできないあわただしさです。そのなか、こういう本をもらいました。東大に入る名前―名前と生年月日から、あなたのすべ…

雑記

ずっと書いていた英語論文をようやく仕上げて送った。疲労困憊した。英語で書くと日本語の4倍くらい時間がかかるなあ。公刊されたらまたご紹介します。年末までにうちの紀要に論文を一本書きます。中断していた書籍の原稿も再開しよう。あと北大の学会のパ…

大前研一「草食系男子を叩き直す」そうです

大前研一が、雑誌『SAPIO』で、「こんな弱々しい日本人ばかりでは困る」ので、草食系男子を叩き直す必要ありとのことです。そのために国民全員高校生までに強制留学させるのがいいそうです。行き先は弱肉強食の米国らしいです。参考: http://ameblo.jp/pegl…

イマジン

唐突ですが。 名演奏。イマジンのポイントが平和を夢見ることよりも、「ひとりぼっちじゃない」ことにほうにあることがよく分かった。CD(カヴァーズ)出たときにも聴いてたけど、こっちのほうがいい気がする。あと、TIMERSとしての顔も。

白河桃子×森岡正博「草食系男子」対談

日経ビジネスアソシエにて、白河桃子氏と私の「草食系男子」についての対談の4回連載が開始されました。ぜひご覧あれ。 白河 森岡さんの新著『最後の恋は草食系男子が持ってくる』を拝見して、何だかすごく楽な気持ちになったんです。なぜなら、私が女性た…

草食系男子の英訳

翻訳MLで、「最後の恋は草食系男子が持ってくる」のタイトルの英訳について議論がなされていたようです。 http://www.honyaku-archive.org/search/?q=%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E6%81%8Bたしかに、これは難しいよなあ・・・。上記にも出てるように、met…

紀伊国屋書店・じんぶんやの様子

紀伊國屋書店新宿本店で行なわれている、私が選書した「じんぶんや」コーナーの写真をいただいたので、掲載します。けっこうおおがかりにやってるんですね。私のコメントもポップについてるんじゃないかと思うので、新宿に行く機会に見てやってください。写…

Kristin Zeilerの脳死多元論肯定論文

Bioethics誌最新号に、Kristin Zeilerという人が、米国ニュージャージー州法と、日本の旧・臓器移植法を取り上げて、この二つに見られる「死の多元主義(脳死とともに心臓死も認める)」を肯定的に評価する論文を発表している。こういう内容が掲載されたこと…

ハンス・ヨーナス「アウシュヴィッツ以後の神」

アウシュヴィッツ以後の神 (叢書・ウニベルシタス)作者: ハンスヨーナス,Hans Jonas,品川哲彦出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2009/09/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (11件) を見るヨーナスの3本の論文をまとめ…

宮台真司×森岡正博「「小さな世界」に閉じこもることが、なぜ悪いのか?」

雑誌『ちくま』の10月号で、宮台真司さんと対談しました。同じものが筑摩書房のウェブにも掲載されています。筑摩書房から叢書ZEROシリーズが新発売されるのにちなんで、現在のメディア状況や、学知のあり方などについてざっくばらんに対話したものです。…

紀伊國屋書店・じんぶんやで選書しました

紀伊國屋書店・新宿店の人文書売り場の「じんぶんや」で、私が「生と死の想像力」というテーマで選書をしました。41冊です。私の愛する本たちが並んでいるので、お近くの方はぜひ書店で見てみてください。本のリストと、私のコメントはウェブでも見られま…

LGBTと医療・福祉

夏休みも終わって、秋学期に向けて準備が始まりました。閉じこもって論文を書いていたけど、まだ完成してない。どうしよう。下記のようなイベントがあります。 LGBTと医療・福祉第1回:9月22日(火・祝)(午前:10時〜12時) 「医療機関におけるカミングアウ…

筑摩書房より批評系シリーズ「双書zero」創刊

筑摩書房から、若手・中堅の書き手による批評系単行本シリーズ、「双書zero」が創刊されます。第一弾は9月26日で、 阿部真大『ハタチの原点―仕事、恋愛、家族のこれから』 澁谷知美『平成オトコ塾―悩める男子のための全6章』 中島岳志『朝日平吾の鬱屈』…

草食系/肉食系の8パターンと草食系男子の肉声

サイゾーウーマンに、私へのインタビューが掲載されています。 http://www.cyzowoman.com/2009/07/post_762.html http://www.cyzowoman.com/2009/07/post_763.html(これ、タイトルがミスリーディング)その中で、『最後の恋は草食系男子が持ってくる』で解…

草食系コメント

風花さんという方が、草食系男子本2冊にコメントをしてくださっている。 http://d.hatena.ne.jp/konekola/20090729 非常に共感的で、うれしいコメントであった。「恋愛学」に女性読者が意外に多いことの理由も分かった気がする。

移植法改正・参議院andNHKスピーチ全文公開

移植法改正直前の参議院厚生労働委員会スピーチと、改正後のNHK教育テレビ視点論点スピーチの全文を公開しました。内容はダブってますが、それぞれ重点やニュアンスが違います。 まるごと成長し、まるごと死んでいく「自然の権利」 :参議院スピーチandN…

大阪府立大学・新型インフルで全学休講

今週月曜日から、大阪府立大学は学生の新型インフルエンザ感染に対応するために、週末まで全学休講となりました。 新型インフルエンザの感染が学生に広がっているとして、大阪府立大は27日、中百舌鳥キャンパス(堺市中区)での全授業を同日から8月2日ま…

似顔絵作ってみた

似顔絵イラストメーカー http://illustmaker.abi-station.com/

NHK教育・視点論点・脳死の子ども

7月29日(水)22:50 - 23:00 NHK教育テレビ「視点論点」に私が出演し、「脳死の子ども」についてしゃべります。興味ある方はぜひご覧ください。追記: 全文を公開しました。 http://d.hatena.ne.jp/kanjinai/20090730/1248938574

オープンキャンパスで草食系男子について講演

大阪府立大学の受験生向けオープンキャンパスで、草食系男子について講演することになりました。保護者対象とのことなので、保護者の方はぜひおいでください。 <公開講座 8月8日(土)> ○11:00〜12:00(A5棟大講義室) ※予約不要「大阪人発見」 21世紀科学…

米国・腎臓売買組織摘発・イスラエルから調達

米国のニュージャージー州で、汚職スキャンダルで市長を含む44人が逮捕されたが、その過程で、国際的な腎臓売買組織があることが明らかになった。 http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2624165/4390694CNNによれば、おとり捜…

最後の恋は草食系男子、情報スレ

最後の恋は草食系男子が持ってくる作者: 森岡正博,おかざき真里出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2009/07/23メディア: 単行本購入: 30人 クリック: 345回この商品を含むブログ (11件) を見るたぶん本書はまだ発売前だと思うが(23日発売されました…

カピバラいい!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090719-00000024-maip-soci カピバラが泳いでいる。涼しそう。いいなあ。

草食系男子ネタ

最後の恋は草食系男子が持ってくる作者: 森岡正博,おかざき真里出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2009/07/23メディア: 単行本購入: 30人 クリック: 345回この商品を含むブログ (11件) を見る7月23日発売の『最後の恋は草食系男子が持ってくる』の…

『いのちの砂時計』『終末期医療と生命倫理』『余命半年』『がんと闘った科学者の記録』

いのちの砂時計―終末期医療はいま作者: 共同通信社社会部出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2008/06メディア: 単行本 クリック: 49回この商品を含むブログ (5件) を見る終末期医療と生命倫理 (生命倫理コロッキウム)作者: 飯田亘之,甲斐克則出版社/メーカ…

今日は晴天

今日採決がある。マイノリティービューをこれまで持ってきた研究者として、外圧に屈せず言うべきことは言ってきた(外圧はあった)。立法プロセスにも直接関与した。あとは議会制民主主義が決定するだけである。これから研究者として、学術の世界でさらにこ…

移植を待つ親は、子が脳死になったら臓器を出すか?

あしたの採決の前に、書いておきます。もし仮にA案、A’案が通ったとしたら、これまで子どもの移植を訴えてきた親の方々は、つらい状況に追い込まれるのではないでしょうか。それは、移植を待っているあいだに、不運にも、子どもが脳死になってしまった、あ…