手の美術史 森村泰昌

手の美術史

手の美術史

森村さんが、ヨーロッパ絵画から、「手」を描いた部分を抜き出して画集にした本。絵画好きならきっと知っているであろう名作群を、手に焦点を当ててクローズアップしている。たしかにそういう手だったなあというのもあるし、意外に覚えてないのもある。絵画オタクにはけっこう受ける本じゃないかと思う。森村さんもダヴィンチが好きなのかな。岡本太郎はふつうリボンに目がいくが、手もたしかにすごい。