2009-01-01から1年間の記事一覧

そこまでやるか石井みどり参議院議員!

ここまでくるとギャグの領域なのですが、てるてるさん情報をコピペ。まずはお読みください。 7月10日参議院本会議○石井みどり参議院議員脳死の議論の際、小児には、長期脳死という問題がたびたび指摘をされています。 脳死状態であっても、髪の毛が伸びる…

川喜田二郎さん死去に寄せて

川喜田二郎氏が逝去された。89歳であった。川喜田氏は、京都学派の代表的学者であるとともに、KJ法の提唱者である。学問的スケールは大きすぎて、なかなか全体像はとらえきれない。文化人類学なのだろうが、独自の野外科学を提唱しつつ、アジア的?情報…

小池晃議員によって嘘は正された

福島豊衆議院議員によってなされた嘘発言かつ私の参考人発言を黙殺する発言は、9日に小池晃議員(日本共産党:7日に私に突っ込んだ質問をした人)の質問によって正されました。ありがとうございます。てるてるさんによる追加情報: http://terutell.at.web…

これが「政治」の醜さでしょう@参議院

7月7日午前に行なわれた、私の参議院での発言 http://d.hatena.ne.jp/kanjinai/20090708/1247014793 で、「無呼吸テストを2回厳密に行なったのち長期脳死になった複数のケース」を論文を引用して紹介し、「長期脳死は脳死でない」説を学問的に完全否定し…

長期脳死、本人の意思表示@参議院での発言

てるてるさんが、参議院厚生労働委員会7月7日の私の発言をまとめてくださいました。以下に貼り付けます。(細部の確認はネット中継をご覧ください)参議院中継を実際にご覧になる方はおそらく少ないでしょうし、新聞などのメディアもほぼ報道しません。残…

参議院厚生労働委員会・参考人として呼ばれました

7月7日午前10:00より、参議院厚生労働委員会の移植法改正についての審議の参考人に呼ばれました。4人の参考人で、2時間の質疑となる予定です。泥沼の状況の中、非力ながら発言してきます。

『最後の恋は草食系男子が持ってくる!』という本を出します

最後の恋は草食系男子が持ってくる! Amazon.co.jp 7月23日に、女性読者向けの「草食系男子」本を出しますました。前著の「草食系男子の恋愛学」を読んだ女性読者たちから、「草食系男子と恋愛するにはどうすればいいのかを解説した、女性向けの本を出し…

朝日新聞朝刊文化面に移植法改正の記事を書きます

27日(土)の朝日新聞朝刊文化面(全国版)に、移植法改正についての記事を書きますしたので、ご関心ある方はぜひご覧ください。>拡大画像はこちらまた、26日の中日新聞・東京新聞にも拙論が掲載されました。

草食系男子第2弾

さて、実は草食系男子の第2弾の本が7月末に刊行されます。まだタイトルと出版社は書きませんが、近々ここで情報公開しますので、お楽しみあれ。第2弾は、以前から怒濤のように希望のあった、女性読者向けの「草食系男子と恋をする方法」についてです。私…

子どもが「長期脳死」にならないことを判定する脳死基準が必要だろう

朝日新聞が、小児科学会の検討委員会設置について報じている。 脳死判定基準のほか、脳死状態にならないための小児救急医療態勢の整備、家族のケアのあり方などを議論する。人工呼吸器を着けて在宅療養している重症障害児は脳死とは異なるが、脳死と混同され…

移植法改正A案提出者に望むこと

一学者がいまさら言っても声は届かないだろうが、B案の原案(森岡杉本案)の共同提案者のひとりとして以下のことを、参議院でA案を提出する方々に強く要望する。(1)「子どもの脳死」に関する臨時調査会を作り、その答申があるまでは15歳未満からの臓…

臓器移植法改正A案、衆議院可決

昨日のA案可決をめぐって、私の身辺もあわただしくなってます。また仕事が遅れるよ。しかし、2001年からB案の元になる原案をかかげてやってきた者としては、かなり精神的ダメージがある。言いたいことは山ほどあるし、そのほとんどはいままでいろんな…

Youtubeこれが応用哲学だ!オンエア開始

先日、京都大学であった応用哲学会の公開シンポジウム「これが応用哲学だ!」の全体記録が、Youtubeで公開されています。伊勢田哲治さん、森岡正博、茂木健一郎さんの順番で講演があって、そのあとで自由討論となってます。いろいろ噂も飛び交っていた会議の…

空港にて

先週、ある用事のために、大阪伊丹空港から飛行機に乗った。搭乗の列に並んでいたら、やたらに目立つ格好をした若い女性が、私の近くにひとりで立っていた。そしたら、後ろにいたギャル系の女性たちが、「ほしのあきだ!」と騒ぎ始めた。その女性は、声を避…

マルティン・ハイデガーbyジョージ・スタイナー

マルティン・ハイデガー (岩波現代文庫)作者: ジョージスタイナー,George Steiner,生松敬三出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/09/14メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (14件) を見る噂にはよく聞いていたスタイナーの『マルティン・ハ…

道元―自己・時間・世界はどのように成立するのか

道元―自己・時間・世界はどのように成立するのか (シリーズ・哲学のエッセンス)作者: 頼住光子出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2005/11メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (18件) を見る頼住さんの道元入門書を読んだ…

肉食系女子の恋愛学・・

『肉食系女子の恋愛学』の作者、桜木ピロコ氏へのインタビューが転載されている。 http://www.cyzowoman.com/2009/06/post_581.html (前編) http://www.cyzowoman.com/2009/06/post_584.html (後編) −では、最後になりますが、『草食系男子の恋愛学』の…

Association for Asian Studies

来年3月に、米国のAssociation for Asian Studiesという学会があるらしい。日本関係のパネルも昨年度のはけっこう充実しているようだ。http://www.aasianst.org/annual-meeting/index.htmどうしようかな・・・。冬にはまたきっと新型インフルエンザが問題に…

フッサール・起源への哲学2

フッサール 起源への哲学 (講談社選書メチエ)作者: 斎藤慶典出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/05/10メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 26回この商品を含むブログ (20件) を見るフッサール最後の境地「生き生きした現在」は、記号的観…

シンポジウム「死生学の可能性」

下記のようなシンポジウムに出ます。 シンポジウム 「死生学の可能性」 【日時】 2009年6月14日(日)14時〜17時30分 【場所】 本郷キャンパス法文2号館文学部1番大教室 【基調報告】 島薗進(東京大 宗教学) 【パネリスト】 金森修(東京大 哲学・科学思想…

フッサールの現象学

フッサール 起源への哲学 (講談社選書メチエ)作者: 斎藤慶典出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/05/10メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 26回この商品を含むブログ (20件) を見る斎藤慶典さんのこの本は、フッサールの考えていたことを…

草食系男子本

こういう本が出るようです。草食系ビジネスマンのためのストレスフリー仕事術作者: 奥田弘美出版社/メーカー: 草思社発売日: 2009/05/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (7件) を見るうわさの草食系男子作者: …

性犯罪者被害者氏名の通知

キリンさんのブログで、裁判員制度では性犯罪被害者の氏名が、裁判員候補者に開示される仕組みになっていることが紹介されています。これはびっくり。これをストップさせるための署名が本日まで行なわれているようですので、みなさんもぜひ注意喚起を。 21日…

「生命観を問いなおす」

生命観を問いなおす―エコロジーから脳死まで (ちくま新書)作者: 森岡正博出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1994/10メディア: ペーパーバック購入: 5人 クリック: 33回この商品を含むブログ (18件) を見る1994年(15年前)に書いた『生命観を問いなお…

生命倫理会議@脳死臓器移植

すでにご存じの方も多いかと思いますが、衆議院に移植法改正の第4案であるD案が提出されました。脳死の子どもの事前の意思を聞かずに、親の承諾だけで臓器摘出しようという案です。この案で5月中に国会採決される可能性が出てきました。その拙速を避け、…

herbivorous boys @ Japan Times

Japan Timesが、日本の草食系男子現象について記事を書いて世界に配信しています。内容としては牛窪さんと森岡へのインタビューが中心になってます。私の発言は、こんな感じで始まってます。 At the root of all these changes in the male species is the f…

草食系男子@発言小町

発言小町の「草食系男子はなぜ草食?」トピックスは、なかなか面白いです。 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0421/235849.htm?o=0&p=0いろんな論点が渦巻いていて、現代のジェンダーを映す鏡になっている。

ウィメンズ・アクション・ネットワーク

様々な女性たちをつなぐことを目指す「ウィメンズ・アクション・ネットワーク」というウェブサイトが立ち上がるようです。http://wan.or.jp/まだ準備中らしいですが、登録を受け付けているとのこと。趣旨の中に、「従来、女性問題、ジェンダー問題に拒否的あ…

Self mutilation band Dir En Grey

2008年ドイツの学会に参加したときに、日本のポップカルチャーについての講演があって、そのときに大学生がわんさか集まってきたことがあった。パンクっぽい男女もかなりいたが、そのなかの一人のTシャツの背中にDIR EN GREYと書いてあってこれはなんだ…

中島義道「時間論」

時間論 (ちくま学芸文庫)作者: 中島義道出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2002/02メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 52回この商品を含むブログ (18件) を見る訳あって、中島さんの時間論をきちんと読んだ。これはなかなかの名著である。前にも書いたが、日…