〈私〉の哲学を哲学する

〈私〉の哲学を哲学する

〈私〉の哲学を哲学する

永井均さんたちが阪大でこのテーマでシンポジウムをやったときの記録に加筆して本にしたもの。この問題に興味ある人は、その議論の現在形としてフォローしておいてよいのでは。私もずいぶん以前に<私>論については正面から議論して、ウェブページにも全文上げてある(「この宇宙の中にひとりだけ特殊な形で存在することの意味」←もう15年以上も前なのだな・・・)。そこから先の展開をまだやっていないので、そろそろ書かないといけないな。たぶん<私>論には、言語論的問題の次元と、それには関わらない次元の二種類がある、というのが私の直観である。また論文に書きます。(そういえば永井さんにはずいぶんお会いしていません・・)