障害を問い直す

障害を問い直す

障害を問い直す

障害学の前線にいる研究者による最新の研究論文集。福島智は次のように書いている。

すなわち、「障害」をもつ人が「障害」にどういう意味を見出すか、「障害」がその人の生き方や人生における「価値」の問題とどうかかわるか、といった実存的なレベルでのアプローチの大切さが見過ごされるべきではないと思ったのです。(390頁)

障害の社会構築モデルと、上記のような実存モデルの統合がなされていくとすばらしいと思う。困難な道だと思うが・・。