『傷を愛せるか』と宮地尚子セレクション50

新宿紀伊國屋書店で、「傷に寄り添う、明日への希望を紡ぎだす」フェア〜『傷を愛せるか』と宮地尚子セレクション50 というのをやっているみたいです。私の『33個めの石』もリストに入っている模様。この領域に関心ある人には、かなり引き込まれるセレクションではないでしょうか。

http://bookweb.kinokuniya.jp/bookfair/kizuwoaiseruka.html

とかく医学的治癒が優先されがちな「トラウマ」について、文化精神医学・医療人類学あるいはジェンダーセクシュアリティといった多彩な視点からの考察を続けてきた宮地尚子先生。

その思考と実践は当事者・被害者/加害者だけでなく研究者までをも照射して、さまざまな声や語りを掬い上げてきました。

当フェアでは、宮地先生の最新エッセイ『傷を愛せるか』をきっかけに、本の世界を更に広げていただけるよう、宮地先生に関連書50冊を選書していただきました。

心の傷について、新たな視点を投げかけるラインナップです。